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アイさんを抱きしめた夜 その5

どれだけ抱き合っていたのか覚えていません。

気付いたらお互いが抱擁の体勢を解いていたのです。

今日何度目かの無言の空気が僕ら2人を包んでいました。



先ほどまで抱き合っていたはずなのに、妙な緊張感が漂っています。

いや、抱き合った後だからこそ、その後をどういう態度で接すればいいか模索していたのかもしれません。

僕は話しかけるタイミングを掴めないまま、視線を宙に泳がせてばかりでした。


アイさんを抱きしめた夜 5



先に沈黙を破ったのはアイさんの方でした。

アイさん 「なんだか暑いね」

手のひらで顔を仰ぐ仕草を見せながら彼女は言いました。

僕 「うん、暑い」

アイさんにつられる形で僕も同じ事を口にしましたが、実際は暑くなんてありません。

最低気温がいつもより高いとはいえ真冬ですから。




抱擁の興奮はまだ僕の心に色濃く残っています。

アイさんの体を離した後も心臓はドキドキでしたが、自分のした行動を思い返す余裕は若干ながらありました。



この夜、僕はアイさんへの想いを明確に示した事になります。

彼女に片思いして何年になるでしょうか。

アイさんの事は好きですが、やはり他人の奥さんである彼女に想いを伝える事は決してやってはいけないのも分かっています。



でも・・・分かっていながら抱いてしまいました。

本音を口にしてしまいました。



幸か不幸か、アイさんは僕を拒絶しませんでした。

でも彼女が口にした「ダメだよ、こんなことしちゃ」という言葉は、彼女の心の最終防衛ラインなのかもしれません。

それに僕もアイさんを抱き締めておきながらもキスをする勇気まではありませんでした。

それをしたら本当に引き返せなくなるかもしれない・・・という予感と理性がかろうじてブレーキをかけたのでしょう。



アイさんとの仲がただのサークルメンバーという枠組みを超えつつあるのは薄々感じてはいました。

最初の内はお互い敬語で離していましたが、徐々に仲良くなって、今ではほとんどタメ口になっています。

心の距離が以前よりかなり接近しているのも分かっていました。



それ故に一線を越えるのが怖くもあります。

もし彼女と関係を持ってしまったら、これまでの様に笑い合ったり出来なくなるんじゃないかと恐れるのです。



おかしなものですね。

これまで散々アイさんを抱きたいとブログで言っておきながら、いざ抱いたら怖気づいている自分がいるんですから。




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ジャンル : 恋愛

tag : 恋愛 アイさん 不倫 片思い

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Author:シジュウ
とある女性に密かな思いを寄せる40代の男です。

手を出してはいけない女性への気持ち、女を惚れさせるだけの魅力が自分にあるか、そして本当にカッコイイ男とは何かを自問自答しながらこのブログを綴っていきたいと思います。

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