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アイさんを抱きしめた夜 その4

僕の伸ばした左腕がアイさんの左肩に触れました。

その間も僕らは見つめ合ったままです。


一瞬の間をおいて、僕は少々強引にアイさんの体を引き寄せました。



彼女の口から「あっ」という小さな声が漏れるのを聞きました。

その声に驚きの響きは含まれてはいたものの、少なくとも嫌悪や拒絶の色は感じませんでしたね。



コート越しとはいえアイさんの体の感触が伝わってくるようでした。

細くて、柔らかくて、それでいて・・・上手く表現出来ないのですが厚みと暖かさもまた感じましたね。




僕は今、紛れもなくアイさんを抱いています。

アイさんは顔を僕の胸のあたりに押しつけられた形となりましたが、何も言わず、何の抵抗のそぶりも見せず、ただその体勢のまま微動だにしません。

耳を澄ませば彼女の吐息が間近でかすかに聞こえます。


アイさんを抱きしめた夜 4



しばしの後・・・アイさんが口を開きました。

アイさん 「ダメだよ、こんなことしちゃ」

彼女は静かにそう言いました。

その言葉とは裏腹に彼女の顔にはかすかな微笑みが浮かんでいます。


僕 「うん、わかってる」

そう言いつつ僕はもう片方の手でアイさんの頬を撫でました。

初めて直に触れるアイさんの柔肌です。

彼女の吐息が一瞬強く脈動したのを確かに聞きました。



アイさん 「だから・・・ダメだって」

彼女はまたもそう言います。

・・・微笑を浮かべて。



僕 「ずっと抱きたいと思ってた。やっと抱けた」

僕は本音をぶつけました。


もうこうなった以上はどうにでもなれというヤケクソ半分で発した本音です。

それに、勢い任せの行動とはいえ一人の女性を抱いてるわけですから、キチンと自分の気持ちを伝えるのが男としての筋目だと思ったのです。



アイさん 「抱かれちゃいました」

ここでやっと彼女の茶目っ気が出ました。

冗談ぽくそう口にするアイさんの表情からは先ほどまでの凛とした色は消え失せ、代わりにいつものチャーミングな笑みが浮かんでいます。


アイさん 「主人に見られたらどうしよう」

僕  「誰もいないさ」

アイさん  「そだね」

そのやり取りを最後に、僕らはまた口を閉ざしました。




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tag : 恋愛 アイさん 不倫 片思い

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シジュウ

Author:シジュウ
とある女性に密かな思いを寄せる40代の男です。

手を出してはいけない女性への気持ち、女を惚れさせるだけの魅力が自分にあるか、そして本当にカッコイイ男とは何かを自問自答しながらこのブログを綴っていきたいと思います。

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